FLASHを利用したインタラクティブなコンテンツが増えるにつれて、さらにそのコンテンツにコミュニケーション性を追加したいという要望が高まっています。
それを実現するにはFLASH Action ScriptとCGIの知識が必要ですが、専門性の高い技術であるため、どちらも使いこなせるWebデザイナーは圧倒的に不足しています。
今回の鈴木教久ラボでは、Action Scriptの基礎を修得されている方（FLASH Action Scriptトレーニング修了者）を対象に、CGIの仕組みとFLASHとの連携テクニック、FLASHとの連携に使えるフリーCGIのカスタマイズ方法を紹介します。
FLASHとCGIを組み合わせて、今までになかったような新しいインタラクティブコンテンツを制作したい方にぜひご参加いただきたいラボです。

· 感想

・かねてから学びたかった分野だったので、すべてが刺激的な内容でした。もっと予習してくれば良かったのかもしれないけれど、とてもわかりやすい講義で、楽しく理解できました。

・ラボやトレーニングなど初めての参加でしたが、大変わかりやすく教えていただいて、また若い先生だったのでリラックス（いい意味で）して受講できました。楽しかったです。どうもありがとうございました。

・もう1度、自分で復習しないとまだ理解があやふやではありますが、お話しはわかりやすかったです。

· レポート

講師レポート

【想像以上にハイレベルなラボでした】
今回のラボは、CGIとFlashを組み合わせてゲームランキングを作ろう、というのがテーマだったわけですが、本来、私が期待していたものは、CGIとFlashの組み合わせ方を知ることで、デザイナーが独自のアイデアで今までにない作品を創作できるようになることでした。そのためには、Flashの知識がかなり要求されるわけですが、ラボに集まった講習生はみんなFlashをきちんと扱える人ばかりで、期待以上に専門的な内容まで紹介することができました。

【FlashとCGIを組み合わせると可能な表現】
Flashムービーというのは、何回見ても同じ内容が表示されるのが一般的ですが、FlashとCGIの組み合わせ方、さらにFlashとJavaScriptとの組み合わせ方を知ると、アクセスするたびに内容が変わるFlashムービーを制作することができます。一見難しそうに聞こえますが、データの引き渡し方法を数パターン知るだけで、HTML知識がある方であれば誰でも簡単に使うことができます。このTipsについては、特に興味をもっていただいたようで、たくさん質問されていました。

【デザイナーが苦手なCGIのノウハウとサーバ環境の構築方法を伝授】
FlashデザイナーがCGIに手を出すとなると、これはなかなか敷居が高く、プログラムが一度動かないだけで放り出したくなると思います。実は私も同じでした。今回のラボでは、フリーのCGIを少しカスタマイズするだけで、ゲームランキングが作れる、だとか、Flash掲示板が作れる、というノウハウを紹介しました。また、CGIをテストする際に、わざわざFTPでサーバにアップロードしなくても済むように、自分のパソコンの中にWebサーバを立ち上げる方法も紹介しました。デザイナーが一人で勉強するとなると、かなり面倒なサーバの設定ですが、今回のラボがCGIにも興味を持つきっかけになってくれればと思っています。

【１時間３０分で全員でゲームを作りました】
最後は、私が用意してきた「ゆで卵の皮むき」ゲームを元にして、みなさんでオリジナルのゲームを制作しました。わずか１時間３０分という短時間でしたが、さすがはFlashデザイナーという感じで全員がゲームを完成させることができ、各講習生のマシン（WEBサーバ）にアクセスして、ランキングを競いました。


以下は、講義で使用したサンプルと講習生および私が作ったゲームです。よかったらお試しください。


【講師が用意したゲームサンプル】
http://c-place.ne.jp/share/suzuki_lab_03/sample.html

【１時間３０分で作ったゲーム】
田口毅さん
http://c-place.ne.jp/share/suzuki_lab_03/taguchi.html

山川太郎さん( 個人サイト：http://www.tarout.net )
http://c-place.ne.jp/share/suzuki_lab_03/yamakawa.html

鈴木教久（講師）
http://c-place.ne.jp/share/suzuki_lab_03/suzuki.html

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