· タイトル | 木村隆さんのワークショップ スケッチ力で円滑で確実なコミュニケーションを! 基礎から学ぶスケッチ講座 |
· 講師 | 木村 隆(スケッチピープル代表) |
· 主催 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社プロフェッショナルエデュケーションセンター |
· 日付・時間 | 2008年10月5日(日) |
· 参加料 | 7,000円(税込・テキスト代込み) |
· 対象 | スケッチの基本を学びたい方/スケッチを仕事で活かしたい方/きちんと勉強した経験のない方/描く自信のない方/これから絵を描き始めたい方/企画プロデュース・企画営業で企画書作成をしている方/外部発注担当の方(進行管理・事務系公務員・教員など)/基礎から知りたいクリエイターの方 |
· 定員 | 15名 |
· プロフィール | 【きむら たかし】 広告代理店、デザイン・編集プロダクションを経て96年に独立。主に企業向けの広告宣伝物、Webサイト、CD- ROMコンテンツなどの制作を手がける。デザイン業務の傍ら、原宿アットギャラリー、原宿MOVE、有楽町マリオンでイラストレーションの個展を開く。インターネットの普及とともに、Webの制作も始める。 Macintoshを使い始めて10年ほどしたある日、従来の紙とエンピツを使ったスケッチなど、デザイン表現としてのアナログ行為の必要性を改めて痛感。アイデアスケッチやクライアントとの折衝などに手書きのスケッチを使い、クライアントの折衝の時の有効なツールとして利用している。御茶ノ水美術専門学校にてMachintoshによるデザイン基礎での講師を務め、PCデザインの時に、学生たちに鉛筆での手描きラフスケッチの重要性を伝えている。アイデア段階で手描きスケッチを進めた結果、よりクリエイティビティの高い作品を生み出せる事を実証。ごく最近では民放番組(TBS系)、「学校へ行こうMAX」での絵画指導も担当。 |
· ひとこと | 【講師と一問一答】 Q.スケッチというテーマは、木村さんの実体験からの発想ですね? A.仕事でコンピュータを使うようになり、PCに対する依存度が増すにつれ、デザインに対する発想が硬直化していることに気づきました。デザイン案を「3 案提出してほしい」という、クライアントに対して全部通らなかった事がたびたびありました。出来上がった作品が最初に自分が思い描いたイメージとかなり食い違っていたんですね。これはマズイと思い、一旦PCモニターの前から離れて手書きでアイデアスケッチをした後、そのスケッチをテンプレートにしてふたたびPCい向かって制作したところ、ほぼ自分のイメージどおりの作品に仕上がりました。その他クライアントとの打ち合わせの時にその場でラフスケッチを描き、お互いにデザインイメージを共有した後で、後日カンプを提出したところ、デザイン案が通る確率が非常に高くなりました。それ以来ずっと打ち合わせの段階から手書きのスケッチをするように心がけています。
Q.手で描くこの効用は大きいですか? A.記憶やイメージを正しく再現、具現できるのは手が最もダイレクトで自分のイメージに一番近い表現が出来ると思います。グラフックソフトなどのコピー&ペーストなどの機能はコラージュ的な構成や製図用途として使うのなら有効なのですが、PCソフトウエアは、あくまで自分のアイデアを忠実に再現するための道具だと思います。その違いに気づいてこそ、コンピュータを道具として正しく使えるのだと思っています。
Q.どんな内容にしたいですか? A.まず、スケッチという行為の楽しさを体験してもらいたいです。手で描くという行為が素晴らしい表現手段になることを知ってほしいですね。カリキュラムとしては、基礎を大切に、あまり深追いをしないよう心がけるつもりです。とにかく、楽しんでもらえ れば上達も早いわけですから。
Q.デザイナー以外の方も参加しやすそうですね。 A.そうですね、デザイナーに限らずあらゆる職種の方にもコミュニケーション・ツールとしても有効な手段だと思いますし、スケッチに対する苦手意識を持っていらっしゃる方々にも十分楽しんでもらえる内容になっていますので、気軽に参加していただければ嬉しいです。 |
· 関連サイト |
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· 備考 | 当日の持ち物 ・自分が描きたい資料(写真、静物、自分が普段見につけているもの等) ・鉛筆1本 HB(鉛筆を削る練習をするので、削っていないものを準備ください。) ・ポケットティッシュ(街頭で配布しているもので十分です) |
· 注意事項 | ・開催1週間前に最低開催人数に達しない場合は、延期または中止とさせていただくことがございます。予めご了承下さい。 |
· カリキュラム | 1.ウォーミングアップ
・はじめに(概要説明) ・鉛筆の削り方。 ・鉛筆の持ち方。 ・手の動かし方。 ・ねりゴムの使い方 ・直線の描き方、平行線の描き方。 ・曲線の描き方、円と楕円の描き方。 ・平面図形の描き方(2次元) ・立体図形の描き方(3次元)
※休憩:10分
2.実技指導
・持参した各自の描くための資料を元に、1次元目で練習した描き方で練習していく。 ・参加者への個人アドバイス。
3.終わりに(まとめ) |
· 過去参加者の感想より | ・イラストテクニックを十分に取得できた。 ・基本的なことを実際に手を動かして教えてもらったので分かりやすかった。 ・絵を描くことが楽しくなりました。 ・複雑なカタチでも、単純な図形の集まりと分かった点は、収穫でした。 ・久しぶりに集中した時間を体験できた。木村さんもおっしゃってた事ですが、これを繰り返す事でスケッチも好きになれるでしょうし、少しは上達するかもしれないと感じました。 ・感覚ではなく理論的な描き方が学べました。家でも描いてみようとおもいます。 ・実技重視の講義なので非常に良かった。 ・全く描くことをしてこなかった所からは、まず一歩前進でしょうか。ワークショップは大変勉強になりました。帰ってからも、今日のことを続けてやっみたいと思います。 ・大切な理論の基礎をわかりやすく教えていただけてたのしかったです。 ・ポイントを押さえて教えていただいたので、限られた時間でもとても有意義でした。 ・楽しかったです。基礎中の基礎をやらせてくださったのがとてもよかったです。 ・基礎が学べたのが、とてもためになりました。 ・鉛筆の削り方や、手の動かし方など知らない事が聞けたことがよかった。 |