少子化に伴う日本市場の縮小により、日本企業は中国・アジアへのマーケットへと向かっています。また2010年に開催される上海万博をはじめ、今後ますます日本人の中国に対する意識は高まっていくと考えられます。
一方、中国の国内では「世界の工場」から「世界の市場」に変身し、産官学をあげて5年間練り上げてきたアニメ基地、アニメイベント、人材養成などのクリエイティブ政策の実施、3G携帯の普及など、今までのないクリエイティブニーズが出てきていて、コンテンツビジネスに世界から熱い注目を集めています。
このたび、中国から美術専門大学総合力ランキングにおいて4位にランクインしている中国南部を代表する広州美術学院の教授先生陳小清氏を講師にお迎えし、教育現場の立場から中国の最新のクリエイティブ事情を教えていただくセミナーを開催いたします。
実際に「2005年日本愛知世界博覧会の中国館」や「2010年“第16回アジアオリンピック大会”のマスコット」などに採用されたビジネスコンテンツの作品事例発表などを通じて、中国で受けるデザインの特徴などをご紹介いたします。また、現役大学生の卒業制作の作品のご紹介を通じて、中国のクリエイティブ教育の現況もお伝えしたいと思います。中国に対するクリエイティブビジネスを展開するための情報収集の一助としていただければと存じます。
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