放送、映画はもちろん、ブロードバンド、パッケージメディア等にいたるコンテンツ制作の世界でも、ここに来て急速にHD(High Definition・高品位)制作が汎用・標準化へ向かいつつあります。さらにノンリニアなどのコンピュータ機器を中心に、価格、用途別にユーザーレンジが広がったことで、もはや「高品質な映像を作るツール」は、様々な業界にとっても、また多くのクリエイターにとっても、より身近で興味の持てるテクノロジックになってきています。
今回のセミナーでは、先日、米ラスベガスで開催された世界最大の放送・映像メディア総合機材展“NAB(National Association of Broadcasters)ショー”のレポートを中心に、そこで新たに発表された技術や企業情報を交えながら、今年一年の映像関連の技術動向、またコンテンツクリエイションの方向性について、DVJAPAN誌編集長からメディアの視点でお話していただきます。
さらに、ディレクターズマガジン編集長を交え、放送業界関係者以外のクリエイターにとって、NABで具体的にどんな情報収集ができるのか、NAB視察がどんな意味を持っているのかなどをお話いただきます。
日頃、放送業界以外のクリエイターにはなかなか理解しにくい映像技術の活用について、NABを通して考えてみましょう。
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