アメリカで既に実現されているワンストップのDTP制作フロー。それは、より早く・より正確に・より安くというクライアントのニーズに応えるために実現されました。 デザイナーが魂を込めて作り、クライアントのOKが出たカンプなのに、その通りの色が出ない。また、色校と完成品の色が違う、など。こういったすれ違いを無くすために、アメリカでは、デザイン・CTP(Computer To Plate)・プレス・ポストプレスまで一貫したデジタルのワークフローが確立されています。 そのワークフローに欠かせないのがDDCP(Direct Digital Color Proofing)という校正のシステムです。印刷のカラーマネジメントという考え方のもと、カンプや色校を完成品の色に近づけるための技術が磨かれています。 今回のセミナーでは、そのようなアメリカのDTPのフローにおける現状を紹介。また、デジタルデータからのプリントアウトで完成品の色に近づけることができるDDCPのソフトウェア「マッチプリントカラーRIP」(コダックポリクロームグラフィックス株式会社)を取り上げ、日本におけるDDCPの最新情報をお知らせします。「マッチプリントカラーRIP」の墨版保持機能などを活用し、ワークフローの改善に取り組んでおられる方々の導入事例もご紹介します。 アメリカで確立されたカラーマネジメントという考え方が、皆様のワークフローにどのような影響を与えるのか、個人・プロダクションを問わずDTPや印刷・出版に関わる全てのクリエイターの皆様にご参加いただきたいセミナーです。
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